kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

相変わらずできがよくないOracleのインストーラ

 Oracleは伝統的にインストーラのできがよくないと思っています。少なくともWindows版は。

  • 7では2GB以上の空きがあるディスクにインストールできなかった
  • 8iではJavaインストーラになって、Javaランタイムのまずいところをもろに引きずったのと、OMS入れようとすると、リポジトリが必要で、リポジトリを作るにはデータベースがないといけないという、卵が先か、鶏が先か状態になった。
  • 9iでは…なんかあったはず。
  • 10gは未使用。

 まぁ、アンインストールしても、TNS Listenerサービス消してくれないのはどのバージョンでも相変わらずだけど。なんで消さないんだろう?
 で、10月にセキュリティパッチがでているのですが、これほんとーにOracleの人、インストール評価したんだろうかと思うような感じ。8.1.7.4.18までは「このファイルをこのディレクトリにコピーしてくれ」という、いつの時代のやり方なんだとあきれる物の、自分でバッチ作ればできるような物でした。
 ところが8.1.7.4.21(2005/7公開)からWSH使ったインストーラがついてくれたのですが、「どのバージョンのOracleにパッチ当てようとしていますか?」とおもわず言いたくなってしまいました。
 「C:\program files\Oracle\Inventory\ContentsXMLにInventory.xmlがあるかどうか確認しろ」って、それ9iから追加されたディレクトリですから(;_;)。すくなくとも私の手元の8.1.7.4.18にはありません。
 OPatch(9i以降で使用しているパッチリポジトリツール)入れてからじゃないとだめなのかなぁ。そんなこと、どこにも書いてないんだけどなぁ…。
(追記)
 id:rhosoiさんからのつっこみ

8ではスクリーンが256色だとコケた記憶も・・・<Oracleインストーラ

 確かにあったあった。当時はサーバだと256色ってのもたまにあって、こけてからぶーぶー言いながら変えた記憶があります。