kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

デブサミ関西2015でWindows10時代のクロスプラットフォーム開発について話してきました

event.shoeisha.jp

当初予定されていた青柳さんが急遽ご都合が悪くなったということで、三日前(笑)にお話が来て、代理でお話させていただきました。準備はしていったつもりだったのですが、色々グダグダになって当日お越しいただいた方には申し訳なかったです。言い訳は色いろあるのですが…。

Windows 10時代のクロスプラットフォーム開発ということで、実際に使えるApache Cordova,Xamarin,Windows Bridges for [iOS/Classic Apps/Android/Web Apps]についてお話といくつかデモをさせていただきました。

Windows Bridge for iOSに関してはいくつかAppleのサイトから「これは行けるんじゃないか」というサンプルをダウンロードしてコンパイルしてみたのですが、ヘッダが足りなくてビルドできないってものがほとんどでした。あと、お話はしなかったのですが、現時点においてBridge for iOSでは以下の手順でVisual Studio生成します。

付属のvsimporterでXcodeプロジェクトのフォルダを指定する オプションでWindows Phoneを指定することもできるが、既定ではWindows 10アプリケーションのみつくられます。

生成されたソリューションファイルはBridgeアプリのライブラリが相対パスで記録されるんですね。これだとブリッジライブラリをまるごとソース管理に入れないと厳しそうです。もっとも今でもライブラリは日進月歩なので、そうした方がいいのかもしれません。

あまりお話しないネタで色々苦労しましたけど、下調べは私も知らないことが多くて、楽しかったです。また呼んでいただければどこかでお目にかかりましょう!

VS Onlineハンズオン資料公開

昨日のことになりますが、8/5にMicrosoftさんでVS OnlineのハンズオンとVisual Studio 2015/TFS 2015新機能紹介をやってきました。定期的にやっているものなので、コンテンツは基本的に最新の情報で差し替え程度です。今回はVisual Studio 2015の情報が追加、TFS 2015 RC2の情報追加、くらいですね。

Docs.comには全部公開しているので、コレクションをみて、比較していくのも面白いかも(退屈だと思いますが)しれません。

SlideShareは最新版のみ公開させていただいています。

またやる時は最新情報で更新します。別途こんなことやってほしいとかありましたらお気軽にご相談ください。コメント欄でも構いません。

VS Onlineによるクロスプラットフォームビルド記事が公開されました

www.atmarkit.co.jp

例によって8/3の早朝には公開されていたようです。これにてVS Onlineをつかって一通り開発しようという連載は一度おしまいになります。本当はもっと書きたかったのですが、長くなりすぎまして(^^;。

ちなみに「新しいビルドシステム」の正式名称はどうもないっぽいです。今までのビルドシステムが「XAMLビルド」ということで「新しいビルド」と区別されるようです。プレビュー中は一貫してBuild.vNextでした。

書いている途中というか、第二回の頃に新しいビルドシステムがデフォルトになってしまってびっくりしました。現在まだプレビュー中なので、記事中にあるとおり、無償で使えます。反応がたまに悪いことがありますが、キャンセルして再投入すればまぁ大丈夫。書いてるときにも何度かおきました。いろんなパターンは7/22のTFSUGで紹介したスライドなどを参考にしてください。

大部分はこれで問題ない、とMSが豪語している感じですが、概ねやりやすくなっていると思います。特にクロスプラットフォームまわり。環境変数をつかってビルドエージェント判定するのは楽でいいですね。XAMLビルドでは管理者がタグつけてやらないといけなかったし。複数の構成のビルドも並列ビルドをサポートしているので、とても早いです。

VS OnlineのビルドエージェントはオープンソースでGitHub上ですごく活発に開発されています。おかげで書いている間に何回かスクリーンショットが変わってびっくりしました。

github.com

github.com

Macでのビルドも非常に簡単です。あとで紹介しますが、Xcodeのどのバージョンを入れているかという判定も環境変数に設定しておけば適切に判定してくれるはずです。Xamarin.iOSももちろん同じです。

まだ紹介していないVS Onlineのテスト(仮想マシンを使う実テスト)機能はリクエストがあればまた紹介しようとおもいます。

最後に…このブログが昼に投稿できなかったのははてなブログのiOSアプリのせい!あれでまともにブログにポストできたことがない(400 bad requestになる)んですが、LTE回線(しかもキャリアで割と快適な状態)でどういう理由で失敗するのかほんとにわからない。

Japan Xamarin Users Group 大阪予告

jxug.connpass.com

というわけで10日後に迫ったJapan Xamarin Users Group大阪のご紹介です。私もお邪魔して、40分くらいで簡単にVisual Studio Onlineを使ったXamarinのCIについてお話させていただきます。

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スライドはほぼできたので、あとは練習に合わせて調整します。時間があればゲートチェックインおよび、ブランチポリシーのお話もしたいけど、たぶん無理かな…。

ちょっと(というか、かなり)ドキドキ要素があるので、心配です…。VS Onlineのメンテはたぶん大丈夫…のはず。