kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Azure DevOps 2023/8/2の更新

Azure DevOps Sprint 225のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。

learn.microsoft.com

今回は夏休み(?)だからか非常に小幅ですが、3年来プレビューを続けてきた、New Board HubがいよいよGAになります。これから数か月かけて展開していくそうで、プレビューを有効にしていなかった人はWelcomeスプラッシュスクリーンが出たら切り替わったということだそうです。

Reactで書き直されていて(以前はjQuery)、高機能かつ速度も落ちていないので、そんなに違和感なく使えるんじゃないかなと思います。

新しいものがあればふるいものがさっていくということで、長らくご愛顧いただいていたGUIのClassic Pipelineがいよいよ廃止に向かってカウントダウン。今回は事前アナウンスのみですが、新規organizationでは作れなくなるそうです。どうしてもという場合は一時的にトグルで有効化できますが、廃止に向けて準備しましょう。いつ廃止、とはまだ出ていないのですが、モダンライフサイクルに従うと、たぶん来年末までには終わるんじゃないかなと思います。

AzureのARMにサイズ制限があったとは気づいてなかった(4MBも自分では作らないので…)ですが、Azure Pipelinesでは2MBまでしか使えなかったそうです。それをARMの制限に合わせたそうです。Landing Zoneとか作ると確かにこのくらい生きそうなので、統一されるのはいいことです。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2023/7/11の更新

Azure DevOps Sprint 224リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。

learn.microsoft.com

Azure DevOps OAuthシークレット(主に拡張機能を作る人用)のシークレットのリサイクルが当面の間無期限になるそうです。これは確か更新できなかったのと、よりよい方法にするために当面チェックを外そうですね。とはいえ、今後はOAuthアプリ並行してくださいだそうです。

GitHub Advanced Secuityの依存関係アラートを抑止できるようになった…そうですが、これ最初からこうだったような🤔。手動で変更した後、もう一度かけないといけないみたいですね。あとでやってみよう。

kubernetesタスクがkubeloginをサポートしたので、Azure AD(今後はEntra ID)で構成された環境でも使えるようになるのはうれしいですね。

Azure VM Agentの拡張機能今までPATを使うしかなくて不便だったのですが、サービスプリンシパルが使えるようになったのはありがたい。大規模VMデプロイする人は使いましょう。

REST APIやFunctionsを使ったチェックはいいのですが、デバッグが大変でした。特に頻繁にデプロイするような環境ではトライ&エラーは大変。いままでエラーになったら削除して評価、また登録という面倒なことをしなければならなかったのが、一時的に無効にできるようになりました。これはいいですね。

仕様上の変更ではないですが、YAMLパイプラインでのcronトリガーの挙動についてまとめられています。使っている人(特に高頻度で呼び出す人)は要チェックですね。

ブランチ作成すると自動的にブランチポリシー編集権限がついていたそうです。これはセキュリティ上良くないということで、ブランチは作れるけど、編集はできなくなりました。しかるべき人に依頼してください。

ではまた三週間後。

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C# TokyoでGitHub Advanced Security for Azure DevOpsについてお話してきました

csharp-tokyo.connpass.com

speakerdeck.com

書き忘れていましたが、Microsoft MVP for Developer Technologiesのリニューアルができました。引き続きGitHub / Azure DevOpsについていろいろやっていこうと思います。

GitHub Advanced Security for Azure DevOpsがやっと有効化されたので、いろいろ試してみたというお話です。まだまだこうなってほしいなーというところはたくさんありますが、正式版(いつ?)までには一つでも追加されてほしい。今のところ…このくらいはほしいかな。

  • GitHubのAdvanced SecurityのようにOrganizationでのビューが欲しい
  • Work Itemと関連付けたい
  • CIパイプラインもうちょっとさくっとセットアップしてほしい(この範囲だと変わらないし…)
  • Organization / Projectレベルで一括設定したい
  • (たぶんドキュメントかソースを読めばいいと思うけど)CodeQLの結果を独自に解析したい。
  • GitHub ActionsにはLarge RunnerがあるのでAzure Pipelinesにもほしい(hostedではhardware requirements未満なので実用的な時間で解析ができない)

このくらいかな…。フィードバックしていこうと思います。Advanced Securityに関してはまた別途、TFSUGのほうでイベントを計画しています。その時はよろしくお願いします。

Azure DevOps 2023/6/21の更新

Azure DevOps Sprint223リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。

learn.microsoft.com

node6のタスクに依存している人、もうhostedでは動かなくなっていて、インストールもできないので、ご注意を。self-hostでは使いたいこともあるでしょうけど、インストールタスクが使えなくなっているので事前にインストールする方法が紹介されています。

デプロイ時にちゃんと所定のチェックができているか改善されているそうです。何も見ずに展開しないようにしましょう。

Azure FunctionsやREST APIを使ってチェックするとき、大規模なチェックするときに性能低下することがあったそうで、ガイダンスが公開されています。使っているしている場合、確認しなおしてみてください。

github.com

パイプラインタスクで何が更新されたのか、GitHubで管理されている割に内容が公開されなくて不満があったのですが、ちょっと前から過去分を含めてリリースに出てくるようになりました。やっとですが…助かります。

techcommunity.microsoft.com

AAD Graph APIが廃止されるのに伴い、リリースタスクがGraph APIへ移行したそうです。AAD Graph API非推奨の猶予はのびたようですが、タスクも移行しておきましょう。

バーンダウン&アップチャートで解決済みアイテムを完了にして反映できるようになりました。これも小さいですがいい改良ですね。

ではまた三週間後。

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