kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Azure DevOps 2020/9/10の更新

Azure DevOps Sprint175の翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

Edgeが出てから早何年。まだかまだかと言われつつ、一向にリリースされなかったTest & Feedback拡張機能がChromiumベースになって、ようやくリリースされました。正直今更と言う気がしないでもないですが、出ないよりはマシなので、是非。Azure DevOpsを使っていなかったとしても、スクリーンキャプチャ撮るためでもそこそこ使えます。

Work Itemへ他プロジェクトのビルドが関連づけられるようになったのはいいですね。たとえばOrganizationで共通提供しているモジュールの依存関係を明示したい場合とか便利です、

ビルド時、緊急で優先度あげてデプロイしたいと言う場合はよくあると思います。Run this Job nextもそう言うとき役立ちそうです。

YAMLのresourcesブロックでexpression(${{ }})が使えるようになったのも嬉しいですね。あまりやりすぎるとどこ辿るのか分からなくなりそうですが、便利に使えそうです。

ではまた三週間後。

Translate to Japanese to Azure DevOps release not…

Azure Pipelines - Multi Stage Pipeline Part3動画公開

だいぶ時間がかかりましたが、Pipelines動画Part3を公開しました。今回はYAMLテンプレートです。

docs.microsoft.com

いろいろなことができますが、今回はオリジナルのテンプレートを短くするとか、ほかレポジトリでテンプレートを集中管理するとかに絞っています。


Azure Multistage Pipelines Part3

動画はだいぶ前にできていたのですが、Premiereでの編集に手間取ってしまいました。ちょっと前にPremiere勉強して、カットしたリップルのうち、一部だけ選択してDynamic Linkすると選択しなかったリップルまでAfter Effectsで上書きされてしまって、その分をうまく編集するのに手間取りました…動画編集も日々勉強です。

次はEnvironmentsやジョブの依存関係についてやろうと思います(その前にオンラインイベントかな…)。

Azure DevOps 2020/8/24の更新

Azure DevOps Sprint 174のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

今回もプレビュー機能多いですね。GitHubとAzure Boardsの連携上限解除がうれしいのはMS自身位だと思いますが…どうだろう?PRマージ時の作業項目状態変更のカスタマイズはワークフローとしてうれしい場合があると思います。例えば、実際にしばらくテレメトリー見て、問題がないことを確認してからdoneにしたい、という場合あたりが考えられるでしょう。

リリースでアクセストークンに機能制限がかけられるのはいいですね。意図的にやっているならまだしも、リリースで変なレポジトリへpushとかされると無限ループになりそうですし。

Mavenパッケージを更新するためのREST APIのドキュメント、今見てもどうも更新されていないような…そのうち更新されると思いますが、記事内の説明を見てください。

ではまた三週間後。

Translate to Japanese to Azure DevOps release not…

オンプレミスAzure DevOpsをWorkgroupからドメイン環境に移行する、ほか質問3件

Azure DevOpsの何でも質問フォームを用意していたのですが、さっそく質問をいただいたので、簡単に回答します。

bit.ly

旧TFSではWindowsユーザーで運用していたが、後からActive Directoryユーザーでの運用に切り替えができますか? 切り替える事ができる場合、何か注意する事はありますか。

docs.microsoft.com

ちょっと長いのですが、この手順に従ってやることになります。ハードウェアの移行&ドメイン名の変更があった場合にやることと同じですね。ソースがドメイン名ではなくて、workgroupになるだけです。

作業で重要なポイントとしては、TFS(Azure DevOps)に登録しているユーザーのID(サービスアカウント含む)をもれなく列挙して、どのユーザーにマッピングするのかあらかじめまとめておくことです。データベースの容量にもよりますが、それなりに時間がかかるので、ある程度時間をとってください。

私の場合、ドメイン名ではなくIDが変わったときにやったことがあります。

アップグレードで サーバー構成ウィザード でアプリケーション層 WEBサービスの設定 を行いますがローカル環境のみで使用する場合は 「httpおよびhttp(リダイレクトを含む)」 や「httpのみ」ではなくカスタムで ポートをずらす程度で良いものでしょうか?「既定の SSL サイトは作成されませんでした。SNI機能を搭載したブラウザーをサポートするには、既定のSSLサイトを作成することをお勧めします。」の警告を解決する事ができませんでした。

これは試験環境とかで、80や8080が既に使用済みで使いたくないとかであればずらす程度で構わないです。httpsを使うを選択すると443/tcpを使わなくてはならないのですが、この警告が出る場合、こちらを確認してみてください。

www.ipentec.com

アップグレード時の検証で、下記の結果が表示されますが解決は必要でしょうか?グーグルで検索してみると、XAML ビルドは今後もサポートされるという記事が見つかりました。この警告は無視しても良いのでしょうか? 「VS403452: XAML のビルドは非推奨になる予定のため、より新しいビルド形式のいずれかに変換するよう強くお勧めします。 XAML コントローラーを引き続き接続することはできますが、このフィーチャーへの投資は中止される予定です」

これはMSが一度ならず廃止しようとして実際に削除したこともあるのですが、使っている人があまりにも多く、元に戻されました。新機能やメンテナンスは行わないけど、すぐさま廃止されない、という状態のはずです。

docs.microsoft.com

XAMLビルドコントローラーを撤去済みで、ビルド定義も存在しない状態であれば無視してもかまいません。

TFS2017コンプリートガイドの改訂版もセットアップだけなら2018,2019どちらも8割くらい書いているのですが…セットアップだけでもいいのかなぁ?レポジトリ編のTFVCだけなら5割くらいです。