kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

.NET Conf関西 2018開催しました

台風25号の襲来が危ぶまれる中、.NET Conf関西2018無事終了しました。ご来場の皆様、お手伝いしてくれた皆様、スピーカーの皆様、場所の提供および、セッション実施してくれた日本マイクロソフト様ありがとうございました。

前日のお昼くらいまで開催するか悩んでて、だいぶそれそう&遅そうということで開催決定しましたが、ほんと気が気じゃなかった。懇親会はお店の都合もあるので、早々にキャンセルを確定したのですが、会場はね…うーんという感じでしたが、できてよかったです。.NET Confといいつつ、.NET色がほとんどないのはいいんだか悪いんだか(汗)。

connpass.com

私はLTということで、VSTSあらため、Azure DevOpsの違いについてちょっとお話させてもらいました。たぶん12月から1月か2月でAzure DevOpsのイベントやろうかなぁと思っていますので、決まったらぜひ参加してください。

来週は東京で.NET Confがあります。こちらもぜひどうぞ。

csugjp.connpass.com

Azure DevOps 2018/9/20の更新

前回の更新がSprint 140だと思っていたのですが、今回が140でした。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回からAzure Pipelineでコンテナーが正式に提供されました。見えていたので、使っていた人はいると思います。Windows版もあります。自分でベースイメージを選べることはできないようですが、今後もしかしたら増えるのかもしれません。今のところhosted xxと同じものが入っているものだけ提供されているようです。

Wikiの編集機能の強化、Azure Artifacts(旧Packages)でUniversal Packageの提供が始まりました。Universal Packageとは、npmやnugetの実行、ビルド用のバイナリだけではなく、3Dオブジェクトやテクスチャ、Deep Learningで使う学習モデルなどをパッケージして、バージョン管理できるようにするというものです。

Gitのレポジトリは巨大になると正直つらいので、こういうものはコードとは別のレポジトリに置いといて、そちらでパッケージングして、コードのレポジトリでAzure Artifactsを参照するという使い方が考えられます。

大きくなりがちなデバッグシンボルの圧縮もうれしいですね。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2018/9/10の更新

Azure DevOps Sprint 140のリリースノートAzure DevOpsローンチリリースノート(Sprint 140は別でした)の翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

Sprint 140を記念してではないですが、今回のリリースではVisual Studio Team ServicesからAzure DevOpsへブランド変更が行われました。基本的に今まで使っていた方々には大きな影響はメール通知のフォーマットやfromアドレスが変わったことくらいでしょうか。

Sprint 140は今回の展開は数日中に行われるとのことなので、このエントリーを読んでいる方皆さんのアカウントにはすでに展開されているはずです。

OSS向けの公開レポジトリおよび、CI/CDパイプラインの無償枠がずいぶん強化されましたね。とはいえ、Microsoft Hosted-agentのストレージが10GBしかないので、あまりに大きいレポジトリのビルド&テストは難しいかもしれません。たとえば.NET Core CLRのforkレポジトリはビルドできる思いますが、Core FXは難しいかもしれません。

用語も少し難しかったので、統一されるのはいいことです。

GitHubのAzure Pipelinesアプリがなぜできたのかと思ったんですが、個人アカウントでのOAuthの認証だと退職した時とか確かに困りますね。なるほどという感じです。

ではまた三週間後。

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Team Foundation Server 2018 Update3のリリースと検索セットアップの変更点

Team Foundation Server 2018 Update3の正式版がリリースされました。Azure DevOps Serverへの変更は次のメジャーバージョンなので、UIや名称は従来通りです。基本的にバグ修正のみで、インストールをお勧めします。リリースノートはこちらから。

docs.microsoft.com

TFS 2018はシングルバイナリになっていますので、どのOSでも同じバイナリからインストールできます。

インストーラーとかそのままでいいのですが、一つだけ検索機能のセットアップ時に変更があります。

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これは検索機能の構成ですが、アップグレード中にもこの表示が出ます。

変更点は「検索サービス」のユーザーとパスワードを指定します。これは従来はWindowsのユーザーアカウントを指定していましたが、独立して指定するようになりました。

これは基本認証でのセキュリティでErastic Searchとの保護しているだけなので、IPSecなどですでに保護している方はIPSecのままで構いません。

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