kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

仕様を正しく理解して、切り分けるのは大変

IE9ヤバイの話。 - ういはるかぜの化学 - subtech
IE9ヤバイ。IE9の文字間隔・互換モード・DOCTYPE宣言について
これらに関連した話。仕様を読んで、理解して、「どう動くべきであるか」と考察するのは大変難しいですね。ほとんどの人にとっては「今動いているもの」が「正しい」と思ってしまう。私も人のこと言えませんけど。
そのままフリーズしていればいいんだけれど、何かを変えるとどうしてもどこかにひずみが出てしまう。そして、自分が正しいと思っていたことが間違いだったとわかればいいんだけれど、わからない場合は…そんな話腐るほど見てきました。
今回の場合もIE互換モードにちゃんとなっているのかとか、切り分けしっかりないといけないですよね。この切り分けができる人ってホント少ないですけど。「Webのここでxxと書いていた。だから○○は△△」で済ませる人のなんと多いこと。
フォントで思い出した。昔Windows 2000とXPではピッチが変わっていて、業務アプリケーションで困るという話を聞いたから(かどうかは知りませんが)、XPでは正確に二倍にすると、「Windows 2000前提で画面設計したのに画面がきっちりおさまらない。こんな非互換許せない!」なんて話もさんざん聞かされました。
全角固定ピッチフォントの仕様変更
この話はレジストリに互換設定が用意されていて、それを使って回避している人もいます。この辺の話は帳票の枠内に収めることに執拗になる日本人固有ですかね。
たとえば金額を専用紙に印刷するときとか、「金額の帳票で均等処理って使ってませんよ」と言ったら大変驚かれました。どうやるかといえば、金額の一桁ずつ一つの項目にしているんです…私じゃないですが、初めて聞いたときは私ですらあきれました。