kkamegawa's weblog

Visual Studio,TFS,ALM,VSTS,DevOps関係のことについていろいろと書いていきます。Google Analyticsで解析を行っています

Active Directoryドメインに参加しなおしたとき、TFSでやるべきこと

Active Directoryのドメインに参加しなおしたとき、TFSもアカウント情報が吹き飛ぶので、いくつかやらないといけないことがあります。

アカウント再作成

セットアップするときにいくつかTFSのアカウントを作ったと思います。それを使っている人は再度ローカルAdministratorなどに追加する必要があります。

バックアップ設定

TFS PowerToolsでバックアップの設定をしていて、Active Directoryアカウントで動作させていた場合、たぶん動かなくなっています。同じマシンで続けるならば、TFSのコマンドで変更しましょう。
Accounts コマンド

アプリケーション層の実行を治す例。ほかにもAdminConsoleとか直さないといけないと思います。
c:\program files\microsoft team foundatio server 2010\tools>tfsconfig accounts /change /accounttype:applicationtier /account:アカウント名 /password:パスワード

バックアッププランを再度作成

管理ツールから再度作成すればOK。
とりあえずこんなところです。プロジェクトコレクションがTFS管理ツールから見えないんだけど、これどうすればよかったかな…。セキュリティ設定で明示的に現在のログオンユーザーつければよかったかな。あとは古くなったワークスペースを削除すればいいでしょう。
4/23 追記
TFSのクライアントもきっと同じ名前で作られているでしょう。同じクライアントから再度ワークスペースを登録しようとすると、同じ名前になってしまうので、こんなエラーが出ます。

  • チェックアウトしている状態のファイル(もともとのワークスペースを全部コピーすると楽)を一度コピーしてどこかのフォルダに退避します。
  • 以下のコマンドを実行します。Visual Studio 2010のコマンドプロンプトを起動します。

c:\>:\Program(x86)\Msvs10.0\VC>tf workspace /delete ワークスペース名 /collection:http://TFSサーバー名:8080/tfs/DefaultCollection/

DefaultCollectionは作っているプロジェクトコレクションの名前です。チェックアウトしているファイルがある場合、ほんとにいいか?と聞かれますが、もうしょうがないので、Yesで消しましょう。こんな感じです。

海外のベンダーではこのようなコマンドをGUIで実行できるようなツールを販売しているんですね。この辺たまにしかやらない操作ですが、あると便利かもしれません。シングルユーザーなら$55と決して高くないようです。
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